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やじさんの番組案内
日活（株）取締役・日活撮影所所長由里敬三さん
日本活動写真株式会社が発足して、今年９月１０日で設立１００周年を迎えるそうです。おめでとうございます。 1954年春に第１期工事が完成した日活（調布）撮影所は、当初、日活映画製作のために造られ、沢山のスターがここに通い名画を世に送り出しました。現在は映画だけではなく、テレビやコマーシャル映像の撮影編集、製作も行っています。撮影所の中に、1975年、日活芸術学院が開設され、人材育成にも着手しました。先生には現役の監督やカメラマン、編集マンがあたり、実習では隣接するスタジオで本物の映像制作を体験できる仕組みになっていました。昨年、日活では城西国際大学と提携し、同大学メディア学部の学生の実習を撮影所で受け入れることになり、今年から日活芸術学院としては生徒募集を行わないことになるそうです。由里さんは４年前から責任者として撮影所を担当していらっしゃいます。企画から製作、配給まですべてを日活で行う映画だけをつくっていた頃と違って、今はいろいろなプロモーションビデオ、CM等をつくるプロダクションのお客様に便利な施設となるよう、撮影所も変わっていかなければいけない、と由里さん。しかし、このでこぼこだらけだった日活100年の歴史の中で培われたチャレンジ精神は、これからの100年に引き継がなければいけないと、力強く話していらっしゃいました。　written by yaji

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