視覚障害者に生け花を教えている 本橋 澄子 さん <style type="text/css"> <!-- body{background-color="#ffffff";} .sanpo { margin:40px; margin-right:150px; margin-bottom:10px; margin-left:15%; padding:20px; background-color=""; } {td font-size="2":} --> </style>
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やじさんの番組案内
視覚障害者に生け花を教えている 本橋 澄子 さん   

色や形が見えない視覚障碍者に生け花を教えるとはどういうこと? と、思わずつぶやいてしまいそうですね。生け花を教えていた本橋 さんも、目の悪い人が「私も生けてみたい」と、言うのを聞いてハッと したそうです・・・なぜそのことに思い至らなかったのだろうと。

 草月流の師範だった本橋さんは、あるデザイン専門学校で流派に とらわれない生け花を教えることになり、形の研究から生け方を215の 花形図に整理し、「双花 花形図法」として出版しました。しかし、花形 図法の著者でも、視覚障害者に生け方を教えることは、簡単なこと ではなかった筈。本橋さんも準備に1年をかけて、平面に凹凸で形を 示したり、粘土の剣山に針金を挿して芯や添えの関係などが、指を触 れて立体的に分かるような指導技法を考え出し、視覚障碍者の生け花 教室「双花はな」を開設しました。毎月第3月曜日の午後、たづくりで 教えています。

 本橋さんは、形の基本を学んだら、後は自分が感じたことをイメージし、 それを生け花で形にすること、心を形で表現することが生け花と考えて いらっしゃるので、目の悪い人でも十分生けられるとおっしゃっています。

 いろいろな視覚障害者やさまざまなケースに出会って、教え方をもっと 改善し、世界中の目の悪い人に生け花を楽しんで頂けるようになることが 夢とおっしゃる本橋さん。そのために、たくさんの後継指導者が育って くれることが本橋さんの願いだそうです。 本橋さんのホームページは次からご覧ください。

双花へ

 written by yaji

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