国領駅前の居酒屋「さくらい」のオーナーでもあった櫻井さん。
47年間の長い歴史を、市道南148号線拡幅整備事業をきっかけに
最近閉じられました。
しかし、今でも食品衛生を管理してくださる大切な役目をされていて、
私たちが安心して、調布で飲食できる環境を整えて下さっています。
衛生管理を受けた検査済みのお店が分かりやすいように、
黄色いボードに二種類のステッカーを貼るというのを考案したのも櫻井さん。
調布の地域から食中毒を出さない、出したくない、という思いが伝わってきます。
また、お店を閉じた櫻井さんにとって、第二の人生の始まりでもあります。
いろいろな事に興味を持たれて、こつこつと努力されています。ピアノに英語、
南京玉すだれ は冒頭を披露してくれました。
発明もされていて、今後、どんな便利グッズが生まれるのか楽しみです。
「食中毒の危険性のある食品は、消費者にも避けるようにして欲しい、誰のせいに
しても結局、苦しむのは食べた本人だから」と消費者側の事を本当に心配されている
櫻井さんの言葉に心を打たれました。
隠居の一言:ここ、調布でも、昔からの、ふれあいのあるお店がどんどん減ってきている。
画一的なチェーン店は味気ない。「さくらい」の閉店は残念だが、南京玉すだれ
のように変化に富んだ桜井さんのセカンドライフに幸あれ!!。