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インタビューアのコメント
多彩な分野で活躍 小西 久也 さん
 小西久也さんは、元大学教授。最初は留学生に物理を教えていたそうです。 私は野川が詳しく載っているガイドブックでお名前を知りました。福祉施設で、第三者委員をされ ていて、更に傾聴ボランティアを なさっています。
生命と人間と社会の三角形の関係、ライフワークにもなさっている3つの関係の矛盾のお話しを伺い ました。例えば?  生命の論理は、遺伝子を残すために多くの命を誕生させ、そのいくつかが残る事によって、存続させています。でも人間は、 それぞれ個の命を大事にする論理です。そこには矛 盾があるという事。日本の社会は資本主義、そこには競走の論理が働きます。 でも人間の論理には 、みんな平等という論理があります。これも矛盾。そんなところから、現代の問題点が見えてく る・・・私には ちょっと難しかったけれども、何故か納得するお話しでした。  調布わいわいサロンでもご活躍の様子。エンディングノートを考えよう!という企画のお話しで は、どう死んでいくか・・・は どう生きるかにつながる事。 『生きる』って、どういうことなのだろうか・・・今は生と死の間にグレーのゾーンが幅広くあるとの こと、確かに・・・本当に自分の 生を見つめる機会が必要だなぁと,改めて考えさせられました。


隠居の一言:小西さんは、わいわいサロンで存じ上げている。 大学教授を退職されてから20年以上、地域でのボランティア 活動を続けておられるということで、相当のお歳だと思うが、元気いっぱい、頭脳明晰、広い視野での行動力には脱帽する。
高齢化が 進む一因に、人間として生きているのではなく、生命体として活かされているケースも増えているらしい。 これが医学の進歩と 言えるのだろうか? いずれにしても、何歳になろうと、地域の中で、“自分に何ができるか?”を問い続ける生き方は、みんなで 見習いたいものだ。

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