やじさんの番組案内 音訳図書づくりをされている 桜井 真知子 さん  
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音訳図書づくりをされている 桜井 真知子 さん

「音訳図書」をご存知ですか?目の不自由な方は自分で本を見たり 読んだりすることができません。音訳図書とは目の不自由な方々のために、 文章を読み、絵や写真の情景を声で伝えるよう録音した テープやCDの ことです。
音訳の分野は、小説やエッセイ、詩はもちろん、科学技術ものやマンガも 対象になるそうで、ニーズが大きいものから音訳されるようです。音訳作業は 各地の図書館等が中心となり、音訳ボランティアの人々によって行われてい る場合が多いようです。

桜井さんも調布市中央図書館で25年間この仕事を続けているそうです。 きっかけは、誘われて「声のボランティア講座」を受講したことで、初級、中級 と勉強され、音訳へと進まれたようです。

300ページの本を音訳するのに90分テープで5〜6巻(8〜9時間)を要する そうです。読み上げには聴き手に分かりやすく伝わりやすく読む技術が求め られますが、熟練した桜井さんたちを最も悩ませるのは周囲の雑音だそうです。 録音用のスタジオがないため、自宅で静かな時間帯を狙って録音するのですが、 収録中には気づかなかったのに、再生して雑音に驚くことが多いようです。

声のボランティアには、対面朗読サービスもあります。お知らせや通知、 手紙などの読み上げを、予約制でやっているので、詳細は図書館のハンディ キャップサービス係までお問い合わせ下さいとのことです。

温かいお話は聴いていてもうれしいですね。




                             
                                                           written by yaji

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