やじさんの番組案内 クッキングハウス代表の 松浦 幸子 さん  
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やじさんの番組案内
クッキングハウス代表の 松浦 幸子 さん

心の病を患う人は、家にこもるか、入院生活を送るしかなかった時代があり ました。しかし、精神科のソーシャルワーカーとして働いていた松浦さんは、 隔離が患者の社会復帰に繋がらないことに疑問を持ち、回復には社会との ゆるやかな接触が必要と考えるようになりました。そのためには、社会の中に、 心の病を持った人の居場所をつくらねばなりません。こうして松浦さんは、 ご飯を一緒に食べる場づくりを始めました。24年前のことです。

同じような立場の人同士が、くつろげる雰囲気の中で一緒に食事することで、 少しずつ心が開け、お互いに元気をもらって、やがて外に出られるようになる・・・ 効果を確信できた松浦さんは、更に一歩進めて、この場に普通の市民を入れる ことを考えたようです。社会との接点が一層増えるし、心が病んでいる人が 働ける場にできれば、社会復帰への道が開けると思われたからです。こうして 現在あるレストラン、クッキングハウスの原型が誕生することになりました。

現在の松浦さんは、ほかに「ふしぎなティールーム」、「クッキング・スター」などの 運営も行っていて、その活動は福祉の分野などで、大変注目されています。

心を病む人は、「話を聴いてほしい」、「一緒に付き合って欲しい」、「よいところを 見つけて褒めて欲しい」との強い願望を持っているそうです。普通の人も、程度の 差こそあれ、同じかも知れませんね。社会のストレスが増えた現代では、自分や 家族や友人の誰かが、心の病にかかる可能性がないとは決して言い切れません。 どうぞ、松浦さんのお話をお聴きください。




                             
                                                           written by yaji

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